皆さんこんにちは、Overseaです。
日本の銀行の金利はスズメの涙以下です。
海外の金利は日本と比較すると比べ物にならないほど高金利です。
滞在中に取得したマレーシアの銀行Maybankの口座を残したまま帰国しました。
通常は、口座をクローズしないといけないのですが、そんなに大金でないので、遊びに来た時に便利なため残しておきました。
それが、今回のコロナの影響で海外渡航が出来ない状況で凍結されてしまいました。
今回は、凍結問題を解決すべく行動した内容を報告します。
ご興味のある方は、是非ご覧ください。
マレーシアの銀行口座が凍結 by 「Oversea」
マレーシアの銀行
Maybank(メイバンク)
マレーシアで最大手の銀行で、マレーシア国内で400店舗以上と東南アジアでも店舗を展開しています。
ATMも多くお金の引き出しや預け入れに困ることはありません。
CIMB
マレーシアで2番目の規模でマレーシア国内で300店舗展開しています。
東南アジア中心に展開している銀行です。
Public Bank
国内3位の銀行です。
それでも国内200店舗以上展開しています。
中華系の銀行で商売上手です。
HSBC
イギリスの銀行です。
特に、東南アジアでの店舗数は多くアクセスしやすいです。
マレーシアで口座を持つメリット
金利
日本での金利は0.001%程度と低いです。
マレーシアの場合は、定期預金にした場合は1~2%の高金利となります。
日本の千倍です。
課税
金利で得た利息に対する課税が無いのも大変有利です。
日本は利息に対して20%ほど課税されます(2022年時点)。
キャッシュレス対応
マレーシアはものすごい勢いでキャッシュレス化が進んでいます。
市バスは現金では乗れません。
マレーシアに口座があれば、現金を両替することなく、そして為替も気にせず済みます。
勿論、カード決済も可能です。
口座凍結状況
海外の銀行口座は、その国の住民であることが前提です。
一旦、口座作ってしまうと銀行は住民であろうとなかろうと勝手に口座をクローズすることはできません。
その為、銀行側はいろいろと対策を行います。
クレジットカードの有効期限を短くする。
外国人であればクレジットカードの有効期限は1年と短くする。
新しいクレジットカードは国内郵送される。
新しいカードをアクティベイトするために登録している現地の携帯電話にTAC番号が送られる。
ログインを約1か月以上しないとロックがかかる(銀行でロックを解除)
一定期間にお金の移動をしないと凍結される。
一定期間にお金の移動をしないと凍結されると噂にあったのですが、ログインを継続していると大丈夫と聞いていたので安心していました。
今を思えば、少額でも移動をしていればと後悔しましたが、退職によりカードやTAC番号の受け渡しが出来ないので良いチャンスでした。
口座再開対応策
まずは、Maybankに連絡を取り日本の連絡番号やメールアドレスを伝えました。
海外からでもカードを維持できるか試してみました。
Maybankよりメールが届き、海外携帯番号のTAC登録書、パスポートコピー、銀行サインの要求があったので言われるまま書類を提出しました。
ただし、登録書はマレーシア国籍の方が、海外滞在するための処置としてあるような感じでした。
しばらく返事が無いので再度状況説明と書類を添付しメールをしましたが、音沙汰無しです。
恐らく、メール回答以外の担当になったためでしょうか同じ作業の繰り返しになります。
日本に居ながら口座再開は難しいと判断しました。
口座再開する外注会社が国と銀行によってはあるみたいですが、金額を考慮して検討しませんでした。
口座クローズへ
口座再開はほぼあきらめ、クローズする方向で現地の管理部に状況確認してもらいました。
結果は、口座クローズするしか方法は無いようです。
口座クローズには本人が行くことが手っ取り早いです。
クローズには開設した銀行支店に行く必要があります。
用意するのは、当時のパスポートとクレジットカードです。
準備の末、2年半ぶりにマレーシアのMaybankに行きました。
定期口座を解約して預金口座に移し、預金を引き出して終了なのですが、実に手間取ります。
スタッフによって言っている内容が異なります。
ローカルスタッフに通訳を手伝ってもらいようやく口座をクローズすることが出来ました。
その場で現金化したリンギットを持って帰る事になりました。
所要時間は2時間はかかったと思います。
まとめ
これでマレーシアに来るときの楽しみがなくなりましたが、退職を機にクローズ出来てさっぱりしました。
それでも海外の口座を持つことは魅力があります(その分、日本の口座は魅力が無いです)。
今回は、「銀行口座が凍結したのを機に口座をクローズしました」を報告しました。
他の国や他の銀行であればもう少し状況が違ってくるかもしれませんが、皆様の参考になればありがたいです。
今後ともよろしくお願いします。
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