皆さんこんにちは、hiroYamaDのブログ「Oversea」です。
世間では令和の米騒動とて、米不足や価格高騰に悩まされています。
我々の食糧危機を懸念することは大事ですが、海外の日本食は確保されているのかも疑問が出ました。
今回はちょっと大きなテーマですが調べた内容や個人的な意見をシェアしたいと思います。
よろしければお付き合いください。
米はなぜ足りないのか? by「Oversea」
現状
8月の後半はスーパーから米が消えました。
2024年6月より日本の米不足を懸念する話題が出ていました。
その後実際にスーパーで欠品することになります。
9月になり新米が出始めましたが高価格です。
不足となった原因
昨年は不作ではなかったのに不足となった初期的に考えられる原因を以下に挙げます。
ここではTVなどで紹介されている原因です
人口の減少で米の供給量の減少
インバウンドの影響
コロナ後の外食増加
米不足を増幅させた原因はここでは入れていません。
人口の減少で米の供給量の減少
供給の低下に関しては確かに日本国内の人口と相関して需要は低下のトレンドにあると思います。
理由は以下に挙げます。
食生活の多様化(パンや麺類)
少子高齢化
しかし、2023年4月から2024年3月の米の販売量は前年度を4%上回っています。
確かに少子高齢化ではありますが、若い人を含めて米を主食としている方が増えているのではないか思います。
理由は世間の物価高に加えサラリーが上がらないため。
食生活の多様化より現実的になってきているのではないでしょうか。
インバウンドの影響
インバウンドによる米の消費量は約3万トンです。
増えていますが人口比率からはそれほど米不足に影響しないと考えます。
しかし、要因の一つと言えます。
コロナ後の外食
コロナ前、コロナ中も食事はしますよね。
そのため要因にはなりにくいと考えます。
ここまでの結論としては若者を中心とする需要増とインバウンドによる。
海外での米需要
ふと海外の日本米の販売はどうなんだろう?
と考えました。
要は日本米の海外出荷量です。
マレーシアに滞在経験があるので思い出してみました。
マレーシアの米はインディカ米、ジャポニカ米を直播栽培しています。
*直接田んぼに種を蒔く方法(連作は出来ません)
その他輸入米として日本米、アメリカ米、韓国米、タイ米などです。
我々は、海外で育てた日本米をよく食べていました。
おそらくジャポニカ米の直播栽培品です。
多くの日本食レストランは日本から直接購入せず、現地調達しているとのことです。
しかし、高級寿司店やおいしい日本米を食べたい方は、インバウンドでみるように海外の需要は高いと思います。
調べてみると昨年の20%以上増えています(156万トン)。
国内外での買い込み(増幅させた要因)
輸出のリードタイムや米不足の予測を考えるとみなさんどうしますか?
海外の高級お寿司屋さんでシャリがないと困りますよね。
答えは早めに米を確保するでしょう。
こういった要因が米不足となっている要因のひとつだと思います。
輸出以外の国内でも先を見越した買い込みがあると思います。
まとめ
今回は、「【基本情報】2024年 令和の米騒動、海外との関連性について考えてみた」をシェアしました。
私が考える原因をまとめます。
若い人を始めとする米の消費量アップ
海外需要の増加による消費量アップ
インバウンドによる消費量アップ
米不足を増幅させた要因は
輸出用やや国内消費向けの買い込み
だと考えられます。
いずれにせよ生産量を上げる必要を感じます。
以上、報告します。
皆さんはどうお考えでしょうか?